文具メーカー様のECで、在庫の数字が場所によって違う状態を整理しました。
倉庫のWMS、受注管理、各モール。この3つは、入れただけでは繋がっていません。
目次
ご相談の背景
自動連携がないまま運用していたため、こういうことが起きていました。
- 在庫の数が合わない
- 受注がステータスの途中で止まる
- 厚さのある商品に、入らない配送方法が選ばれる
どれも、現場からは「原因不明の詰まり」に見えます。
実施したこと
1. 標準の業務フローを、先に1本決めた
営業の商品登録→倉庫間移動→ハンディ検品→受注管理へ在庫入力→モール商品の一括登録。
どこが手動で、どこからが自動なのかを図にしないまま運用すると、在庫は必ずズレます。
2. セット商品を、自動連携に戻した
セット商品は在庫連携から除外されていました。これをやめて、原則すべての商品を一括登録→自動連携に戻しています。
除外していると手で合わせることになりますし、キャンセル時に在庫が戻らない。除外は楽に見えて、あとから高くつきます。
3. 差分更新をやめて、全件入れ直しにした
差分だけを更新する方式は、一見効率的です。ただ漏れたときに気づけません。
楽天から全データをダウンロードし、受注管理側を削除して全部入れ直す。遠回りに見えて、こちらのほうが確実です。
4. 受注が止まる原因を、設定画面で潰した
確認待ちで滞留していた注文は、受注確認内容のチェックを1つ外すだけで解消しました。約40件です。
厚さ3センチを超える商品にメール便が選べてしまう問題も、注文後に直すのではなく、配送セットを宅配便のみに制限して入口で選ばせない形にしています。
成果
- 確認待ちで止まっていた注文 約40件が解消
- セット商品を含めて自動連携に戻し、手で合わせる作業が消えた
- 配送方法の選び間違いが、入口で起きなくなった
在庫が合わないとき、ツールを疑う前に見るところ
在庫が合わないと、システムが悪いという話になりがちです。ただ、繋がっていないだけのことがほとんどです。
とくに、受注が止まる系の問題は、現場では原因不明に見えて、実際は設定画面のチェック1つだったりします。運用を変える前に、設定を疑う。


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