OUR OWN BUSINESS
Rawto自社で運営している、鹿肉のペットフードブランド
獣害として駆除された鹿を、食べものに変えています。京都・舞鶴。
Whyなぜ、コンサルティング会社が
本業と関係のない事業に見えると思います。実際、直接の関係はありません。
ただ、自分で商品を作って、値段をつけて、在庫を数えて、売り場に立つと、分かることがあります。売れない理由も、売れた理由も、他人の話ではなくなる。
仕入れ、原価計算、出荷、催事の在庫、ふるさと納税の返礼品設定。ぜんぶ自分たちでやっています。だから「棚卸しが合わない」「催事の前日に在庫が読めない」が、他人事になりません。
もうひとつ。京都の山では、毎年たくさんの鹿が獣害として処理されています。使い道のないまま捨てられていたものを、商品にする。地域の課題と事業を、同じ線の上に置きたかった。
Brand Designブランドを、どう決めたか
デザイナーに渡す前に、文書を書きました。7回書き直しています。
- 色と、その意味|深緑は山、薄緑は余白、金は加工の手。色ごとに何を指すかを決めました
- 書体の方針|和文は明朝系、欧文はサンセリフ。読ませる文字と、置く文字を分ける
- 写真の撮り方|商品単体ではなく、生活の場面と自然を入れる。彩度は抑える
- 使う言葉と、使わない言葉|4段階に分けて明文化しました
最後の項目がいちばん効きました。
★ 必ず使う ○ 使うとよい △ 控えめに ✕ 使わない
「治る」「効く」は使わない。鉛の混入リスクも「ゼロ」とは言い切らず、「限りなくゼロへ」に留める。ギフトBOXの二重価格表示は、通常価格での実販実績があることが前提。逆に「鹿肉100%」「無添加・無着色」「獣医師監修」は、必ず使う言葉として決めました。
避ける言葉を先に決めておけば、あとから赤入れするより、ずっと速い。
Outputs作ったもの
- パンフレット|ブランドと商品の話。飼い主さん向け
- 卸用リーフレット|商品・OEM・PBの3本立て。法人向けに分けています
- 商品ラベル|表示まわりは、断定表現と二重価格表示の線引きを決めてから調整
- 展示会ブース|ミニ小間。近づいた人に確実に伝わる作りに
- 雑誌広告|『いぬのきもち』2026年2月号に掲載
- Meta広告|舞鶴のローカル認知と、初回購入の入口の2本
デザインの実作業は、制作パートナーに入ってもらっています。設計と指示書づくり、入稿と印刷手配、そのあとの運用は自分たちで。
Results展示会に3日間出た結果
2026年6月19日〜21日、インテックス大阪で開かれた第4回 インターペット大阪(出展441社・来場30,521名)。うちが借りたのは、いちばん小さいミニ小間です。
- 初日、卸の引き合いが約30社(会社・サロン・宿泊施設)
- 2日目、個人のお客様に約80個
- 3日間でInstagramのフォロワーが400人増
- 最終日、持ち込んだ在庫が完売
- リゾートホテルから、トートバッグ50個の初回オーダー
反省もあります。在庫が足りませんでした。買いたいと言ってくださった方を、最終日の午後にそのまま帰しています。持ち込み量の見積もりが甘かった。
And支援先にも、同じことをしています
ここでやっていることは、そのままクライアントワークになっています。ブランドの言葉と見た目のルールを決めて、制作パートナーと形にして、出したあとの数字を見る。
自分の商品で試してから持っていくので、机上の話になりません。
ブランドの作り方から相談できますいま出ているものを見せていただくところから始められます。

IT CONSULTING